
不動産用語は難しい・・・
日常生活で使う言葉ではないですからね
「仲介(ちゅうかい)」と「媒介(ばいかい)」
似ているこの二つの用語の違いを解説します

①仲介と媒介の違い
国語辞典による意味は
仲介 ▶ 間に入って話をまとめること
媒介 ▶ 間に入ってとりもつこと、なかだち
不動産用語における意味は
仲介 ▶ 売主と買主の間に入り取りまとめる
媒介 ▶ 売主と買主の間に入り取りまとめる
実は同じというオチなの?

②その違いとは
仲介と媒介の意味には
ほぼ違いがありません
えっホントにそうなの?
でも、不動産用語として使われるシーンが異なります

③どんな場面で使うの(1)
「仲介(ちゅうかい)」
- 売主が不動産会社に「仲介」を依頼する
- 売主と買主は「仲介手数料」を支払う
- この会社は「不動産仲介業」を行う
仲介を使うのが一般的かも
媒介はどんなシーンで?

④どんな場面で使うの(2)
「媒介(ばいかい)」
- 売主と不動産会社が「媒介契約」を締結
- 媒介契約の種類は「一般媒介契約」
※媒介契約書とは、不動産会社に仲介を依頼するときに締結する契約書のこと
仲介を依頼する契約でも「仲介契約」とは言わないのです・・・

⑤まとめ
「仲介」と「媒介」は、ほぼ同じ意味
- 不動産用語として使われる場面が違うだけ
- 「媒介」を使用するのは媒介契約に関わることだけ
不動産業者でもその違いを明確に説明できないかも知れません。
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